成長期のスポーツ選手における筋力トレーニングの重要性

大阪のパーソナルトレーニング 成長期のスポーツ選手における筋力トレーニング パf-マンスピラミッド

 こんにちは!ファーストクラストレーナーズの安田涼です!

 

  私自身これまでの人生、多くの時間をサッカーと共に過ごしてきました。小学生時代から成人してもなおサッカーに関わってきました。

自分自身が年齢を重ねるにつれ、サッカーという競技独特のスキルよりも、身体そのもののパフォーマンスがとても大事であると感じています。 

 

「パフォーマンスピラミッド」

という言葉をご存じでしょうか?

 ピラミッドの底辺には身体の土台となる

Movement(ムーブメント)

カラダの基本的なバランスや動きの組み合わせです。

2段目にはPerformance(パフォーマンス)」

脚、体幹などカラダの筋力です。

頂点にはSkill(スキル)」

日常生活動作、運動の理想的な動作、競技技術の動作のことを言います。

 

この3つの構成で成り立つのがパフォーマンスピラミッドです。

 

姿勢や呼吸等の身体のベース(Movement)が安定していないと、イメージした通りに身体を動かすことが難しくなります。

また、メンタルコントロールのためにも重要な要素です。

その上で、筋力や全身持久力といった体力(Performance)を向上させることが大切です。

更に、それぞれの競技特有の技能を磨くことが選手としてよい成績を残すために重要となります。

 

このピラミッドを理解せずにスキル向上ばかりに目を向けてしまうと、いくら練習を重ねたとしても競技上でのパフォーマンス向上に繋がらない可能性があります。それは私が幼少期から取り組んできたサッカーだけでなく、様々なスポーツや日常動作でも言えることです。

 

 サッカーに置き換えれば、地面をしっかりとらえることができる姿勢を作ることができるのか。

ファールがあり試合が少し止まった短い時間で素早くリカバリーをするための呼吸ができるのか。

さらに、当たり負けをしないための筋力や、ストップ&ゴーを繰り返しても試合の最後まで走り切れる持久力があるのか。

その上で、状況判断をするための視野を獲得したり、ボールを自分の手足のように扱ったりすることができるのか。

このようなことが大切になります。 

 

私自身、育成年代時代にそのような事を考えたこともなく、技術面ばかり伸ばそうと躍起になっていました。

確かにシュートやドリブルなど、ボールを扱う練習はとても大事です。

 

しかし、そのベースとなるMovement(ムーブメント)Performance(パフォーマンス)が安定していないのにSkill(スキル)が向上するはずもありません。今から20年以上前にはそのようなことを教えてくれるような指導者やコーチがいなかったことは事実だと思います。

しかし、今ではそういった考え方が確立されつつあります。 姿勢や呼吸を最適化し、その上で筋力トレーニングをすることで、筋力・持久力・パワーが身に付きます。それらが身につくことによって身体の土台を安定させることができSkill(スキル)へと昇華できます。

このようなトレーニングを実施していく過程で自分自身の身体との対話が増え、自分の身体の弱点に気付くこともできるでしょう。

 こういったことについて、自分で課題を発見し、課題克服のためにトレーニングし、その課題を克服できれば問題ありません。

 

しかし、中高校生、ましてや小学生では自分1人で行うことは非常に難しいと思います。

そういった自分自身の経験の中で感じ、学んできたことをこれからのアスリート達に伝えていきたいと思っています。

 

もちろん、サッカー以外でも市民ランナーの方やテニスを楽しまれている方など、アクティブに運動をしている方がケガに悩まされることなくパフォーマンスを向上させるお手伝いをさせていただければと思います。特に、私自身がサッカーへの思い入れは強いので、サッカーのプレーで悩んでいる中高生へ筋トレで身体そのもののベースアップからのスキルアップへ導いていく助けになればと思います。

 

 ファーストクラストレーナーズでのトレーニングを通じて、様々な身体の動き・姿勢を見直し、筋力・持久力・パワーをアップし、プレーの幅を一緒に広げていきましょう!

 

 

参考:ファーストクラストレーナーズPROインストラクター

 岩長 絵里香のコンディショニングVer.2