睡眠の質が人生の質を左右する

大阪のパーソナルトレーニング パーソナルジム 睡眠の質が人生の質を左右する

こんにちは!

ファーストクラストレーナーズの安田 涼です!

ようやく緊急事態宣言が解除されましたが、テレワーク明けのビジネスを本格稼働させるにも少々準備が必要かと思います。まずは、軽く運動することで気持ちにスイッチを入れてみてください。

そして、何といっても質のよい睡眠をとって心身ともに健やかに活動を開始してみましょう!

 私たちパーソナルトレーナーが大切にしていることは、当たり前のことになりますが、

食事・トレーニング・睡眠です。今日は睡眠についてブログを書かせていただきます。

 

皆さんは、良い睡眠を取っていますか?

 

睡眠は科学的にもまだ解明されていないことが多い分野です。各国で様々な研究がなされています。

 

まず、日本人の睡眠の現状を確認してみましょう。

大阪のパーソナルトレーニング パーソナルジム 日本人の睡眠 健康実態調査

令和2年時点においては、6時間から7時間の睡眠時間が最も多くなっています。

2018年にOECD(経済協力開発機構)が実施した世界的調査において、日本人の平均睡眠時間は7時間24分、アメリカ・フランス・イギリスの平均睡眠時間は8時間20分となっています。さらに、約半数の人が睡眠途中に目が覚め、約4割の人が日中に眠気を感じています。

 

つまり、日本人は世界的にみて「寝ていない民族」なのです。その理由は残業時間が世界的に見て長いことは有名な話しですよね。日本のビジネスマンの熱心な仕事ぶりには感服いたします。しかし、データを見ますと、労働生産性がG7各国と比較して低い結果となっています。

大阪のパーソナルトレーニング パーソナルジム 日本人の睡眠 健康実態調査

次に、各国の1時間あたりの労働生産性を比較した図です。

大阪のパーソナルトレーニング パーソナルジム 日本人の睡眠 各国の労働生産性

「睡眠の経済分析」という学問を研究している先生方がいらっしゃるとはとても興味深いことです。このデータから1990 年 代以降労働生産性の伸びは鈍化しており、他国との差がさらに大きくなってますね。そのため日本は、労働生産性向上に向けての政策対応が求められているといえますね。つまり、睡眠時間の増加は生産性の上昇につながるため、睡眠時間を増加させることは、日本の低い生産性を改善する 1つの方策となりえるといえることを研究者たちは説いておられます。

 日本人は「睡眠時間が短いのにも関わらず1人あたりの生産性が低い」のです。

 

良い睡眠を取って仕事の効率を向上させることが当然ながら労働生産性を高くすることにつながるということですね。確かに。。。。

 

積極的仮眠

 睡眠の重要性が声高に叫ばれていますが「パワーナップ」という言葉を聞いたことがありますか?

パワーナップとは「積極的仮眠」と訳されます。

昼寝ではありますが、短時間昼寝です。何時間も睡眠を取るわけではありません。

大体、12時〜15時頃までの時間で、15分〜30分ほどの睡眠を取ることを、パワーナップ(Power Nap=積極的仮眠)といいます。

GoogleAppleMicrosoftNIKEなどの世界的企業では、オフィスに仮眠スペースを設けたり、睡眠装置を置くなどして積極的に推奨しているようです。

日本においても、2014年に厚生労働省が発表した「健康づくりのための健康指針検討会報告書」の中で「短い昼寝でリフレッシュ、昼寝をするなら午後3時前の2030分」と明記されています。

つまり、国としてもパワーナップを推奨しているのです。

 

では、具体的にどのような効果を期待できるのでしょうか。

それは・・・

疲労回復

作業効率アップ

判断力・集中力・創造性アップ

やる気が上がる

 

 

これらの効果を期待することができます。

 

より良い睡眠のために大切な「運動」

  より良い睡眠を実現させるには、これも当たり前のことですが、習慣的な運動が必要不可欠です。デスクワークだけで1日が終わると、精神的には疲れているけれど、身体はあまり疲れていません。運動することによって適度な身体の疲れが良い睡眠の入口ということですね。

 

単発的な運動よりも習慣的に運動をすることで、睡眠の質が向上することが期待できます。

2011年にオレゴン州立大学のブラッドレー教授が発表した実験結果によると、1週間に150分程度の運動をすることで、睡眠の質の65%が改善されたとしています。論文の中には「定期的な身体活動が睡眠を改善するための非医薬品の代替手段として役立つ可能性があるため、科学的証拠はますます有望だ」と力説されています。 

つまり、運動を習慣化していくことが睡眠だけでなく生活習慣病の予防や改善にも繋がるということです。

  現在、多くの企業でテレワークが導入され、身体を動かす時間そのものが減っています。

それは筋力低下を助長し、ひいては精神疾患や内科的疾患の引き金となります。

また、活動量の減少は睡眠の質の低下へとつながり、QOL(生活の質)そのものを大きく低下させます。

特に日本では、働けど働けど労働生産性は諸外国に及ばず、可処分所得は減るばかりです。

それらを改善するための大切な方策として「睡眠」「運動」「食事」が挙げられます。

 

ファーストクラストレーナーズでは、お客様一人一人に合ったマンツーマンパーソナルトレーニングをご提案させていただいております。

運動習慣が無い方こそ、最初はオーダーメイドのトレーニングメニューで身体を動かす習慣を取り入れることが大切です。

 身体を動かす習慣が身につけば、身体は動かした筋肉に栄養を補給し、休ませるために睡眠を求めるようになります。しっかり良い睡眠を取ることで、次の日のエネルギー源を蓄え、活動が活発になって、心が軽くなり、新しいことに挑戦してみようという気持ちになります。

睡眠の質を向上させ、健康的な身体を手に入れ、何歳になっても多くのことにチャレンジできるメンタルと身体を一緒に創っていきませんか?

 あなたの人生をより明るくするお手伝いは、是非、ファーストクラスートレーナーズの安田涼にお任せください!

 

株式会社ファーストクラストレーナーズ

安田 涼